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Relais & Châteauxについて

2008年、ホテル・レストランの
世界的な会員組織、ルレ・エ・シャトーに明神館の加盟が認められました。

厳格な審査をクリアしたホテル・レストランだけが加盟を認められるルレ・エ・シャトー。パリに本部を置き、世界60カ国以上、約580のホテル・レストランが加盟しています。このルレ・エ・シャトーに、2008年、5つの“C”をクリアした本物を提供する日本の旅館として私たち明神館の加盟が認められました。そして2024年ルレ・エ・シャトーは新たなビジョンを掲げました。
「料理」と「おもてなし」で 世の中に貢献する。世界の高いクオリティを知る方たちに認めていただいた誇りを胸に、これからも明神館にしかできないおもてなしを追求してまいります。

Relais&Châteaux

すべての命と調和して

サステナビリティ12の約束

ルレ・エ・シャトーは1954年、世界の選りすぐりのホテルとレストランの個人経営のオーナーが結集し、発足しました。
その多くは家族経営であり、地域の文化を共有することに深く貢献し、善と美の探求に心から取り組んでいます。

加盟メンバーは、あらゆるコミュニティのあらゆる人とのふれあいや対話を絶やさず、自然がもたらす無限の豊かさや多様性と向き合い、食とおもてなしにおいて日々研鑽しています。
常に変わりゆく世の中において、この特異ともいえる・ルレ・エ・シャトーの徹底したスタンスがメンバーひとりひとりの責任ある意識と行動につながっています

2014年に、私たちは「料理とおもてなしで世の中に貢献する」というビジョンを発表しました。それ以来、私たちはこの目標に向けて尽力してきましたが、気候変動、驚くべき速さで進行する生物多様性の喪失、様々な社会的危機など、世界の課題はさらに山積みになりました。

この様な課題を前に、私たちはどう行動すればよいのか。人類と自然が新しい調和を見出し、それぞれの場所でより良い世界を目指して実質的に貢献するには、メンバー個人として、そして協会として、自らの責任をどう受け入れるべきなのか。大きな成果を目指す中、私たちの異なる個性を最大限に活かしながら、各自できることは何なのか。環境、社会、経済目標の実現において、私たちは、ルレ・エ・シャトーの施設で掲げる目標やビジョンをさらに厳しく追及することこそが成功への道である、と確信しています。

新しいホテルやレストランが、ネットワークから離れて単独でこのビジョンを達成することはできません。それを実現するには、ネットワークの中で共に取り組む必要があります。なぜなら、ルレ・エ・シャトーの施設ひとつひとつが、他のすべてにとっても有益である創造性、独創性、そして解決策の源であるからです。

この目標を達成するために必要なのは、私たちのエコシステムにおける全てのステークホルダーとの連携であり協力です。私たちのサプライヤーや生産者、チーム、ゲスト、特に若い世代、非政府組織、そして地域や国際的な公共機関がその一翼を担うのです。

私たちは、これらの意図が具体的、かつ明確で測定可能な行動に転換されなければならないことを認識しています。ここに、3つの主要な使命を追求するために設計された12のコミットメントで、行動指針を表明します。

これらのコミットメントは、おもてなしと料理の芸術を介して、善と美への情熱を共通の原動力とし、地球上の全ての命が調和し、互いに敬意を持ち、団結する、持続可能な世界の構築に貢献したいという深い願望を反映しています。

加盟メンバーは、あらゆるコミュニティのあらゆる人とのふれあいや対話を絶やさず、自然がもたらす無限の豊かさや多様性と向き合い、食とおもてなしにおいて日々研鑽しています。
常に変わりゆく世の中において、この特異ともいえる・ルレ・エ・シャトーの徹底したスタンスがメンバーひとりひとりの責任ある意識と行動につながっています

2014年に、私たちは「料理とおもてなしで世の中に貢献する」というビジョンを発表しました。それ以来、私たちはこの目標に向けて尽力してきましたが、気候変動、驚くべき速さで進行する生物多様性の喪失、様々な社会的危機など、世界の課題はさらに山積みになりました。

この様な課題を前に、私たちはどう行動すればよいのか。人類と自然が新しい調和を見出し、それぞれの場所でより良い世界を目指して実質的に貢献するには、メンバー個人として、そして協会として、自らの責任をどう受け入れるべきなのか。大きな成果を目指す中、私たちの異なる個性を最大限に活かしながら、各自できることは何なのか。環境、社会、経済目標の実現において、私たちは、ルレ・エ・シャトーの施設で掲げる目標やビジョンをさらに厳しく追及することこそが成功への道である、と確信しています。

新しいホテルやレストランが、ネットワークから離れて単独でこのビジョンを達成することはできません。それを実現するには、ネットワークの中で共に取り組む必要があります。なぜなら、ルレ・エ・シャトーの施設ひとつひとつが、他のすべてにとっても有益である創造性、独創性、そして解決策の源であるからです。

この目標を達成するために必要なのは、私たちのエコシステムにおける全てのステークホルダーとの連携であり協力です。私たちのサプライヤーや生産者、チーム、ゲスト、特に若い世代、非政府組織、そして地域や国際的な公共機関がその一翼を担うのです。

私たちは、これらの意図が具体的、かつ明確で測定可能な行動に転換されなければならないことを認識しています。ここに、3つの主要な使命を追求するために設計された12のコミットメントで、行動指針を表明します。

これらのコミットメントは、おもてなしと料理の芸術を介して、善と美への情熱を共通の原動力とし、地球上の全ての命が調和し、互いに敬意を持ち、団結する、持続可能な世界の構築に貢献したいという深い願望を反映しています。

Relais&Châteauxとは?

ルレ・エ・シャトーの歴史は、パリとニースを結ぶ国道7号線上にある8つのオーベルジュのオーナーたちがパートナーシップを結び、1954年に創設した「レ・ルレ・ド・カンパーニュ(田舎の宿)」からスタートしました。その後、「ラ・ルード・デュ・ボヌール(幸福の道)」という名称のキャンペーンを展開し、フランス全土に広がりました。 1956年以降、会員数は8軒から25軒、ついで80軒と発展し、さらに、スペイン、オランダ、ドイツ、オーストリア、スイスのホテルが加盟して、国境を越えた最初のフランスのホテル組織となりました。1960年には初のヨーロッパガイドブックを刊行しました。 1972年、ロアンヌの著名なレストランのオーナーシェフ、ピエール・トロワグロが中心となり、トップ・シェフたちが集まって「ルレ・グルマン」を創設しました。1975年、ルレ・ド・カンパーニュとルレ・グルマンが合併し、ルレ・エ・シャトーが誕生。パリに本部を置き、ホテルとレストランのオーナーが加盟し、自治運営する非営利団体の協会組織として毎年発展し続け、会員は食と旅の世界のベンチマークとなっています。今では、世界60ヶ国以上、580のホテル(レストラン併設が必須)とレストランの加盟が決定しています。 新規加盟は、ホテル・レストランのオーナーの立候補を受け、書類審査、覆面審査の後、理事会で最終決定を行います。毎年全世界のホテル、レストランから多くの申請がありますが、加盟が認められるのはわずか20〜30軒のみ。ただ単に優れた設備やサービスの提供だけでは資格認定されず、ルレ・エ・シャトーの価値基準を共有でき、ユニークな個性をもち、ユニークな体験を提供できるホテル・レストランのみが加盟を認められます。入会後も3年に1度の定期覆面審査が行われ、審査結果によっては警告を経て除名となる場合もあり、会員の高いクオリティーが常に求められます。 ルレ・エ・シャトーは、画一化は求めず、会員の個性を尊重します。世界各国の会員を通じて、その土地の文化、数世紀にわたり培われてきた風土と精神をゲストにお伝えすることこそが、ルレ・エ・シャトーらしさであると考えます。完璧なサービスとその土地の魅力を掌握した料理が奏でるハーモニーによる最良のおもてなしで、ゲストの感性を心地よく揺さぶり、時空間の演出を創造します。