2021/07/04
～前菜～
～前菜～
焼き立て、冷たい、常温だからこそ味わいが引き立つ
３つの異なる温度のお料理を
一皿で表現いたしております。
夏の始まりから味が良くなる鮎、一夜干しにすることでよりうま味を感じていただけるようにいたしました。
鮎の香りを引き立たせるため、骨まで食べられるように焼き上げております。
安曇野産山葵と酒粕クリームチーズを合わせたソースを天盛りに。鮎の香ばしさの中に、山葵チーズのアクセントをつけた一品。
※一夜干しをすることで、グルタミン酸・イノシン酸を増加させ鮮魚よりもうま味成分を感じていただけます。
職人が時間をかけて練り上げることで、口当たり良く味付けを抑えることにより枝豆本来の味を引き出します。使用している牛乳のクリーミーな食感と共にお楽しみください。
アクセントとして、国内産キャビア（@瀬戸内キャビア）を使用いたしました。
※枝豆をペーストに、裏ごしをして昆布出汁・葛粉・牛乳と合わせ強火で職人が一時間近く練りあげました。味付けは塩と薄口醤油を少々。枝豆は糖質をエネルギーに変えるはたらきがあるビタミンB1が豊富です。夏は水分摂取が多く、汗をかいてミネラルが失われやすい季節の為、体力消耗予防と血中濃度調整に適した一品です。
食感を楽しむさっぱりとした漬物風
※白瓜を螺旋状に切り、塩水に一晩漬けこみます。涼しい場所で５時間程干し水分をとると”イカヅチ”のような形になることから雷干しと言われます。
糸かつおの風味と共に食感を楽しみ、咀嚼することで脳に刺激を与えます。
ヤングコーンの生命力満ち溢れた青味と甘みを引き立たせるため、天然アミノ酸が豊富な熟成生ハムを使用しました。一般的な生ハムに比べ塩分を70％も抑えております。ヤングコーンの食感と生ハムの熟成された味わいをお楽しみいただけます。
活魚のまま仕入れた岩魚を職人が三枚卸しにしたのち、自家製の焼きダレで焼き、蒲焼風にアレンジいたしました。酢飯にも一工夫、焼きダレを酢飯にも混ぜ合わせ一体感を表現。山椒の実を醤油で焼き天盛りにいたしました。
※白馬産の岩魚は、澄んだ水で育てるので、臭みが少なく清涼感を感じられます。
職人がその日ご用意する分だけ、三枚卸しにすることで、鮮度良い岩魚をご提供できます。自家製の焼きダレは料理長の隠し味がポイント。
３つの異なる温度帯のお料理を楽しんだ後は、
お出汁に定評のある、料理長拘りのお椀。
夏のお椀楽しみですね。
2021/07/03
本日（７月３日）松本市内より通行ルートに関するご案内
昨日の局地的大雨の影響で、松本市内より扉温泉明神館のルートで一部
道路作業に伴う通行止めが発生しております。
扉温泉明神館より1.5km下方（県道：松本和田線）が作業通行止めでございます。
扉温泉へお越しのお客様は、県道６７号線のよもぎこば林道よりお越しいただけます。
原生林を望めるルートであり神秘的な自然の景色をお楽しみいただけるこのルートは、
自動車の撮影場所としても人気のルートです。
尚、道路作業は本日完了の予定でございますが、
天候により通行止め期間が延びる場合は、確定次第改めてご案内申し上げます。
2021/07/02
信州の夏をご堪能いただける内容を取り揃えております。
夏の和食メニュー
今回は、和食のお料理紹介です。
信州の夏をご堪能いただける内容を取り揃えております。
料理長内山の拘りのかつお出汁と薄口醤油を使用。
長野県知事賞を受賞した赤鶏卵「浅間小町」の味わいを引き立たせる為、シンプルな味付け。
玉地蒸しの上には、生姜を効かせた清涼感を感じさせる餡。
旬野菜と生雲丹をのせ、卵と生雲丹の濃厚さ、旬さ野菜の息吹感じる味わい。
今の時期は、おくら、焼きもろこし、生雲丹、青柚子を使用。
夏らしい清涼感ある濃厚な味わいから、次の前菜が楽しみ。
2021/07/01
ルレ・エ・シャトー「幸福の道」を繋ぐ
～べにや無何有（石川県）と扉温泉明神館（長野県）の旅～
ルレ・エ・シャトーの始まりは1954年。フランスのパリとニースを結ぶ街道上の8つのオーベルジュのオーナーが集まり、« Route du Bonheur » 「幸福の道」というスローガンのもと、パートナーシップを結びました。
べにや無何有と扉温泉明神館はルレ・エ・シャトーの加盟施設です。
べにや無何有は加賀山代の地にゆったりとたたずむ別荘のような宿。
扉温泉明神館は北アルプスの麓、松本の奥座敷八ヶ岳中信高原国定公園に佇む一軒宿。
二つの宿は車で5時間ほどの距離。
途中の白川郷や金沢に寄り道してのんびり旅をするのもおすすめです。
ルレ・エ・シャトーの二つの宿を辿る幸福の旅、始めてみませんか。
Follow "The happiness road" of Relais & Châteaux.
～Journey to Tobira Onsen Myojinkan (Nagano pref) and Beniya Mukayu (Ishikawa pref) ～
The history of Relais & Châteaux dates back to 1954. Eight owners of totally different houses located away from towns on the road from Paris to Nice founded the partnership under the slogan "La Route du Bonheur" which means "The happiness road".
Tobira Onsen Myojinkan and Beniya Mukayu are members of Relais & Châteaux family.
Tobira Onsen Myojinkan is on the side of the Northern Alps. It is a traditional Japanese hotel located deep in Yatsugatake Chushin Kogen Quasi-National Park.
Beniya Mukayu located in the Kagayamashiro area such as a secluded and gorgeous mansion.
It is about 5 hours away by car between two inns.
2021/06/27
湿邪の季節
梅雨の雨は大地を満たし、植物の成長には
かかせないものですが、中医学では過剰になった湿度は邪気となり、身体に余分な水分を溜め込む「水帯」の状態を引き起すと言われています。
この時期は、水の偏りをなくし循環を良くする梅や豆類、また体を活性化させるスパイスなどを食べ、食養生を心がけましょう。
胃に負担をかけないよう、夏野菜なども生ではなく熱を加えることがお勧めです。
また適度な発汗でカラダを巡らせ、
下半身を動かすウォーキングやフットマッサージ、温浴で身体を温めて過ごしましょう。
